STORY
〜左ききのシャツ with 10YC ができるまで〜
左ききのシャツ with 10YC
ができるまで

左ききのシャツ開発のきっかけとなったのは、2019年夏の終わり。とあるご縁から、10YCさんとイベントをすることになり、その最初の打ち合わせのことでした。「左利き用のシャツって……作れるんですか?」と店長が切り出したのです。左利き用のシャツ? 聞いたことがないシャツですが、そこに居合わせた10YCの左利きメンバーが前のめりで言いました。「できます! 僕もないのが不思議でした。やりましょう」。こうして、思わぬスピード感で左ききのシャツの開発がスタートしたのです。
ユーザーだからこその絶大な信頼感

ベースにしたのは、10YCでも定番の1着「10YC Shirts」。選定には迷いがありませんでした。何しろ、代表の加藤がすでに愛用していた品だから。さらりとした手触り、スッキリしたシルエット、速乾・ノーアイロンの機能性。何度も着て、体験したからこその信頼感がありました。これを左利き用として「合わせを左前」、「ポケットを右側」に変更。胸ポケットには「Left-handed」のワンポイント刺繍を入れました。間違いないベースがあるからこそ、自信を持ってお届けできるシャツになったのです。
10YCと左ききの道具店

一見、何の接点もないように見えた2つのブランドですが、その後の交流の中でいくつも共通点が見つかりました。「瞬間的に消費されるものではなく、長く使われるものを扱う」こと。売り煽るような「セールをしない」こと。「自分たちが使いたいと思うものだけを作る」こと。取り組んでいくスタンスの近さも相まって、左ききのシャツは展開を広げます。ネイビーを加えた2色展開、刺繍なしバージョンの開発などを行いつつ、今では左ききの道具店にとって掛け替えのない商品になりました。

について
10YCは、着る人も作る人も豊かになることを目指して、作り手の顔、工場の現場、製造にかかる原価、といったこれまで一般消費者には見えてこなかった、服の背景にも光を当てた服づくりを行っています。“見ること”が変われば、着ることは変わっていく。それを体現することで、ブランド名「10 Years Clothing」にもある「10年後も着続けたい」と思える商品生産を実践しています。